ルーフバルコニーにウッドデッキ ー完成そして塗装ー

白木が黒木に変わっていく

屋上にウッドデッキを製作する話の続きです。

屋上にあるものをどけながら作業を進めます。

物をどけながらの作業

最低限のビス止めで表面材を固定していき、休日だけの作業で1か月弱。 ようやく形ができました。 ここからは、省略していたビスをすべて打ち込んでいきます。 ビスは根太との交点につき2点。 曲がらないように水糸を張って、それに沿わせてひたすら打ち込んでいきます。

水糸をはってビスを打ちまくる

これが思いもよらない大変な作業でした。 打てども打てども進んだ感じがしません。 なんといっても表面材は50枚。 1本10秒で打ったとしても、1列打つのに1000秒≒17分かかる計算です。 しかもその前提の1本10秒ですが、表面材のぶれを小さな幅広のバールで直しながら打つので、実際はもっとかかっているのです。

バールですきま調整

根太は全部で9列あります。 数日かかって、ようやくすべてのビスを打ち終えました。 ビスの空箱がずらり。 全部で900本以上でした! いやあ、よく打った。

使ったコーススレッドは実に900本越え

完成したウッドデッキです。 腐食に強いと言われるサーモウッドなので、塗装はしていません。 独特の茶色は、すっかり日に焼けて白っぽくなってしまいました。 まあこれでもいいけど、塗装してもいいかなぁ 

完成したウッドデッキ

ウッドデッキの上で椅子に座って考えをくゆらせます。 木の香りがとても心地よいです。

完成してひと月ほどがたちました。 何度か降った雨のせいか、あってはならない黒いシミが。 カビかなぁ やっぱり塗装した方がいいかなぁ。

黒いしみが浮き上がってきました

ということで塗装することにしました。 選んだ塗料は、ニッペホームプロダクツのウッディガードです。 下地の隠ぺい効果が少ないもので、塗り終えても木目が残るとあります。 色のラインナップは12色あります。 今回は、今後作る予定のテーブルを茶色にしたいので、ウッドデッキは黒にしました。

塗ってみます。 なかなかいい色です。 ウッディガードは粘度が低く、しゃぶしゃぶです。 塗りやすいけど、垂れやすい。 少し時間を置くと塗りムラになりやすいので、一気に塗り進めていかなければなりません。

ウッドデッキを塗装中

しかしこれがまたまた大変な作業でした。 ウッドデッキのすき間から塗料がたれて屋上の床を汚すのがいやなのでハケ塗りにしたんです。 塗りムラにもならないように1枚1枚塗っていくのですが、これまた遅遅として進まないんですよ(笑)

白木が黒木に変わっていく

結局嫁の力を借りて完成しました。 表面しか塗らなかったので、裏や根太が今後どうなっていくか少々気がかりではありますが、それはこれからの経過報告をお待ちください。

46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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