ウッドデッキの材料を屋上へ搬入し終えました。 実際の材料を使って、根太の間隔を検討します。 当然、根太の間隔が広ければ広いほど材料費が下がりますが、当然限界もあるでしょう。
使用する材料は1×4(19ミリ×89ミリ)です。
まずは90センチです。 大きくたわんでいます。 映像にはありませんが、パキッと音がしました(;^_^A 次に80センチです。 90センチとさほど変わりはありません。 70センチは、割れる怖さはなくなりましたが、まだだいぶ下がります。
60センチは、映像で見るとそこそこ下がっていますが、踏んでる感じはだいぶしっかりしてきました。
50センチは見るからに安心感があります。 踏んだ感じも、これで大丈夫と思わせます。
続いて45センチ。 実はこれが根太の感覚の初期想定長さです。 それは前回お話しした、材料の組み合わせのためです。 材料を無駄なく使うために、3000と3995の材料を使い、短辺の3450をつくります。 すると継ぎ目がはじから450にくるので、そこにはどうしても根太がきます。
根太がくるということは、当然そこにビスを打つわけですから、見た目を考えれば根太の間隔は45センチになるのです。
ということで、実験の結果からも、根太の間隔は45センチでいきましょう。
実際の作業に入ります。
根太を並べてみました。 根太の材料の長さは910ミリです。 この910ミリの上に、89ミリの1×4が10枚、すきま3.5ミリで並びます。 これが1セットで独立しています。 ざっくり言えば大きなすのこです。
なぜすのこ構造にしたかというと、すきまからなにかがデッキの下に落ちた時に、はがして拾えるからです。 このセットがきっちり5セットで、片端にある排水溝をのぞいた部分を埋めることができます。
うっ 継ぎ目は1本じゃビスが打てない・・・ 2本使うならここには2×4を用意すればよかった・・・
まあそんなこともありますよ
はじのセットは角に張り出しがあるので、根太の材料をのこぎりで切ります。 うわっ 油断して切っていたら、パキっと折れてしまいました。 サーモウッドは水分も油分も飛んでいるようで、のこぎりで切るときに切れ落ちる側の材料を押さえてないと、こんな風に欠けがちになるみたいなので気をつけてください。
巨大すのこの1枚目が、だんだんできてきました。
【ウッドデッキ材】サーモウッド ThermoWood 無塗装 OHP 19×89×2400__ohp8924
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