脱衣所の電気がつかなくなりました。ここはまだ蛍光ランプの器具です。そこで、以前から考えていたことをやってみることにしました。
それは、玄関の照明を、おしゃれなものに替えた上に、センサーで点灯できるようにすることです。
わが家の玄関には小さなシーリングライトがついています。なんのてらいもないシンプルなシーリングライトです。それは別にかまいません。問題はスイッチの場所です。玄関のたたきから、手が届かないところについているのです。そのせいで、夜に帰宅すると真っ暗。手が届かないからそのまま真っ暗の中で靴を脱ぎ、上に上がってようやく照明をつけるのですが、もう玄関が明るい必要は無いので、廊下の照明を点灯するのです。
出かける時だって、ちょっと暗いから電気つけようかなとも思うのですが、消すことができなくなるのでまあいいかと我慢したり。そんなこんなであまり使われることがなかったこの玄関の照明を、センサーで制御するのは以前からの願望だったのです。
で、玄関の照明と脱衣所の照明にどんな関係が?
それは、脱衣所の照明は撤去して、代わりに玄関の照明をつける。玄関には、おしゃれな照明をつけて、それをセンサーで制御する。こうすることにより、脱衣所の蛍光ランプ代分、安く完成できます。
センサーの選定
照明用のセンサーは、パナソニックなどの大手電気メーカーのものはとても高いです。1万円近くします。これがなかなかセンサー取り付けに踏み出せなかった最大の理由です。電気工事会社に勤めていることもあって、センサーとはそういうものと、固定観念にとらわれていたとも言えます。ところが、ふと検索してみると、なんか2000円もしないセンサーがあるではありませんか。
これでいいよ
がっちり露出する形状ですが、小さいからたいして気にならないことを祈りつつ購入しました。
照明器具の選定
照明器具には、こだわりがあります。こだわりはありますが予算はありません( ̄▽ ̄;)
こだわり1 ペンダント
天井からコードで吊り下げる照明器具のことを、ペンダントと言います。そのペンダント型の照明器具にします。
こだわり2 アンティーク
シェードはこぶりで電球が露出した裸電球で、フィラメントタイプのLEDランプ。アンティーク感のあるものがいいです。
楽天で検索して見つけたのがこれ
インダストリアル系のデザイン。ランプはフィラメントタイプのLEDで、求めていたイメージとぴったり。
センサーはこれ
検知距離と動作時間、動作するときの明るさを調整が可能です。
取付作業
照明器具は元あった位置に取り付けるだけなので、大した作業は無し。センサーは新設なのと、露出タイプなので少々工夫が必要。今回は、丸カバープレートをつけて、それにセンサーをつけつつ、電線を天井内に引き込む役割を持たせました。
まずは天井内の下地の位置を確認。丸カバーをはさみ金物で取付けるので、天井内に4×10センチぐらいの空間が必要です。
位置が決まったので回し引きで開口。透明ビニール袋を天井に貼り付け、その中に回し引きを入れて作業すれば、ボードの粉が振り落ちてくることなく、快適に作業できます。
丸カバーを取り付けるための穴あけが完成。
そしてセンサーの線と照明器具の線をつないで(電気工事士の資格が必要)、完成です。
丸カバーは直径100Φぐらいの大きさです。
ああ これで夜帰ってきても明るい玄関だ(о´∀`о)