家のほとんどの壁(息子の部屋は本人に任せてあるので除く)の壁紙を張り終えたので、自分の部屋の天井の壁紙、壁じゃないから壁紙は変ですかね、クロスを張り替えることにします。
天井のクロスは、基本張り替えない予定だったのですが、ぼくの部屋の天井には、なにやらシミが豪快にあったのです。 もしかして血しぶき? ぐらいのやつです。 拭いてもとれません。
壁と同じクロスだと妙ですし、天井用のクロスは用意していなかったので、リビングの壁紙のあまりを使うことにしました。 おそらくこの部屋を張る分ぐらいはあるはずです。 早速作業開始。 まずは古いクロスを剥がしましょう。
クロスを剥がすのは、クロスの境い目を見つけ、カッターの先端で引き起こし、剥がすとっかかりを作ります。 とっかかりができたら、それをひっぱって剥がすわけですが、この時石膏ボードのおもて紙も剥がれてしまうことがあります。 おもて紙が剥がれてしまうと、でこぼこになりパテによる修正が必要になってしまうのはもちろん、石膏ボードの強度も落ちるのでそれは避けなければなりません。
ぼくはそうならないようにどうしてるかと言うと、カッターの先端でつくる剥がし始めのとっかかりを、クロスの裏紙を残すぐらいで作ります。 それができたら、ゴム引きの手袋をはめ、指の先端でこするようにします。 するとクロスの裏紙が石膏ボードから剥がれてきて、しかも石膏ボードのおもて紙は剥がれていないベストな状態になるのです。
古いクロスを剥がし終えたら、ノリを作ってクロスに塗り、初めての天井クロス張りの始まりです。
天井のクロスを1人で張るのは難しいそうですが、嫁に手伝ってもらうのもあぶないので、1人でやります。 1人でやる難しさは、張ったそばから剥がれてしまうからで、画びょうで押さえて落ちないようにするといいそうです。 ぼくはそこにもうひと工夫して、仮押さえトンボを作りました。 これが仮押さえトンボでの作業中の動画です。
トンボは天井高より2センチほど長くして、床と天井につっかえ棒のようにしてクロスが剥がれてくるのを抑えます。 うまくいくと、このトンボでクロスを張っていけます。
1列目は苦もなく張れましたが、このクロスは柄物なので柄合わせをしなくてはなりません。 やっぱり天井は無地ものだということを実感しました。
結局その柄合わせに苦労し、トンボだけでは対処しきれず、画びょうも大活躍だったということをご報告しておきます。