難易度Max 1階のトイレ その5

なんとか2枚目の位置が決まったところで、左へ左へと撫でつけていくと、角を超えた後に窓があります。 難易度いきなりMAXな感です。

窓はとりあえず額縁(窓のまわりの木の枠)に壁紙を仮に張ってしまいます。 窓にかかっている不要な部分をざっくり切り取ります。 そして額縁の頂点を指で確認して、そこから窓の中心方向に切り込みを入れます。

すると今まで額縁にかかって浮いていた壁紙が、壁に張りつくようになります。 額縁と壁との隅に壁紙をぐいぐい押し込みつつ下へ下へと決めていきます。 なんとかできたぞぉ

2枚目の位置が決まり余分を切断、初めての重ね切りです。 重ね切りとは、壁紙の継ぎ目を重ねて張って、重ねた部分の中心にカッターをいれ、切断された余分を取り去った後、継ぎ目をローラーで押さえるとあら不思議、「継ぎ目が目立たないわ」というテクニックです。

地ベラを定規にして上からカッターを入れていきます。 垂直度は目見当です。 上に重ねた壁紙の端に平行に切っていけばよいのでしょう。 地ベラの下端まで切ったら、カッターはそのままにして、地ベラを下にずらして位置を決めてからふたたびカッターを進めていきます。

床近くまで進めていくと床にカッターの柄があたり、それ以上進めなくなりました。 仕方ないのでカッターを巾木の方から入れていきます。 カッターを入れ終わったら、切断された余分をデロデロはがしていきます。 

次にローラーで押さえます。 おお~ 柄があってるし継ぎ目も目立たないよ! 楽しいねぇ あれれ? なんだか細い切り欠けがあるよ。 上から入れたカッターと下から入れたカッターがすれ違っちゃってるじゃん。 (´・ω・`)

気を取り直して3枚目です。 3枚目は大きく窓にかかります。 窓の上で柄を合わせて左へ進み、逆コの字に壁紙を撫でつけて窓の下でまた柄を… 合いませんねぇ そんな気はしてましたが。 もうここはこのままです。

窓の部分をようやくクリアするとまた角です。 角に壁紙を押し込んでさらに左に撫でつけようとするのですが、どうしても大きなシワができてしまいます。 窓の部分でできた歪みが、ここに出たのでしょうか?

しばらくあーだこーだやってみましたが、どうしてもシワを消せなかったので、角で切断しました。 残念。

仕切り直しの4枚目は、なにもない平らな部分なのであっさり張り終え、5枚目で入り口のドアまで到達し、最後はドア上の小さな部分を張ってようやく1周しました。

張り終えて気づきました。 あの変な臭さがなくなっていたのです。 壁紙ののりの匂いなんでしょうけどね。 苦労したこと、初めてのリフォーム作業と、もうこのままここをぼくの部屋にしてしまってもいいぐらい愛着ある空間に変わりました。

46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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