上部のキャビネットとレンジフードの取りつけが終わったので、下部のベースキャビネットの取りつけを始めます。 まずは設置する床の状態を測定します。
測定に使ったのはレーザーの墨出し機です。 水平の赤いレーザーが射出されるので、床の要所要所でレーザーまでの距離を測定します。 床が真っ平らなら、どこで測っても同じ数値になるはずです。
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システムキッチンを設置する左側と右側で5ミリぐらい違いました。 右に下がっています。 まあこんなものでしょう。 キャビネットの接地部分に薄ベニヤを敷いて調整しましょう。
設置する場所の準備は整ったので、キャビネットの組み立てです。 説明書に書かれている通りに組み立てていけばいいので難しいことはないのは、上部のキャビネットと同様です。 違うのは大きいってことでしょうか。
ベースキャビネットは、シンク下の部分とガスコンロ部分、そしてそのふたつの間の部分の3点で構成されています。 まずはシンク下の部分を取りつけます。 ここで給水と給湯の配管を取り入れるための穴を背板にあけます。 穴はドリルで、ホルソーという丸い穴をあける工具を使います。
キャビネットを所定の位置に置くと、あけた穴がら給水管と給湯管の先端が顔を出しました。 オッケーです。 このままとなりのキャビネットを置きます。 ここからはキャビネットの下に薄ベニヤを入れて水平を出していきます。
並べたふたつのキャビネットを、上端と前面を揃えてシャコ万で固定し、ビスで縫い合わせます。 施工説明書を見ると、シャコ万が6個ぐらい書いてあるので、6個揃えなければいけないような気がしてましたが、まあ2個あれば大丈夫です。
同じようにいちばん右のキャビネットも、水平を出してからシャコ万で固定してビスで縫い合わせます。
こうしてできた3つのキャビネットの幅の合計は、このシステムキッチンの全幅より10ミリ短いのです。 最後に10ミリのフィラーと呼ばれるパーツがあります。 おそらく巾木をかわすためにある部分なのではないでしょうか。
我が家も巾木があるので、フィラーのパーツを巾木が当たる部分を切ってキャビネットの側面に取りつけました。
3つのキャビネットをつなぎあわせたあとに、壁にビスで固定します。 すべて説明書の通り進めていくだけなので難しいことはありません。 続いて嫁に組み立ててもらっていた引き出しをとりつけます。
このシステムキッチンの引き出しは、ソフトダンパーがついています。 ソフトダンパーとは、おりゃっと引き出しをしまっても、バンと閉まらず、最後にふわっと閉まるあれです。 安いシステムキッチンですが、これがあるだけでグレードが上がります。
いちばんはじの引き出しを取りつけようとしてびっくり ルーフバルコニーに出る扉の額縁に当たって、引き出しが入りません(´・ω・) これはもうどうしようもないので額縁をカットしました。