ベースキャビネットの天板を取りつけます。 天板はニトリ的にはワークトップと呼んでいます。 作業はひとりでは難しいので、ふたりがかりで行いました。
ガスコンロ側の天板が、ガスコンロが入るように四角くくりぬかれていて、そこを持って持ち上げると折れてしまうのではないかと、ちょっとこわいです。
うちのキッチンは右は壁で、左は腰壁です。 そのふたつの壁のあいだに、ぴったりの寸法の天板を収めるのです。 ゆっくり天板をおこうとしました。
ぎょぎょっ
入りません。 左の腰壁の上に2センチほどの張り出した天板があり、そのへりがじゃましているのです。
天板の右側を持っている息子に天板を上にあげさせて、先にこちらをいれようとするのですが、そうすると、シンクの下部がキャビネットにあたって入りません。
ちょっとあせったときの動画がこちらです。
なんとか収まりました(;^_^A
天板は下からビスで固定します。 その後天板と壁とのすきまをコーキングします。 コーキング作業は、まずマスキングテープでコーキングのはみだしを防ぐのですが、マスキングテープを貼る位置が重要です。
コーキングべらが接するライン上にマスキングテープの縁を合わせて貼らなければいけません。 こうすることで、縁の美しいコーキングが完成します。
もうひとつ気をつけなければならないのが、コーキングは一気に仕上げるということです。 モタモタしてると固まり始めて、表面が荒れますので、さっさとやっちゃってください。
コーキングの養生という意味もあり、これ以上働けないって意味もあり、今日の作業はここまでです。
翌日、混合水栓を取りつけます。 混合水栓は浄水器付きのものです。 あらかじめあいている穴に取りつけるだけなので問題ありません。 むしろ気をつけるべきは家側の給水と給湯との接続です。
まず大前提でどっちが水なのかお湯なのか? これをチェックするのを忘れていました。 たぶんその相対的な関係は一般的に違いない。 右に出てるものを右に、左に出てるものを左につないでおこう!
この水関係の接続に関する部材は、システムキッチン側で用意されているので、家側は止水栓で終わっていて大丈夫です。
まだシステムキッチンが家に届く前に、混合水栓の接続の方法がわからなかったので、事前にホームセンターに見本で置いてある洗面化粧台などの配管を見て回ったのですが、見るもの毎に形状が違っていました。 しかも配管部材売り場に行っても、その形状に合いそうな部品はおいていません。
どうすればいいのか悩みました。 まあ、ものがきてから考えるかと放置しておいたのですが、見るもの毎に違ったのは、その製品内の部品の片割れだけ見ていたからなんですね。
給水、給湯、排水がつながりました。 さいわいにも、ニトリのシステムキッチンが要求する配管位置と、既存の配管位置がほぼほぼ合っていたので、配管の取り回しも問題ないものにできあがりました。
続いてガスコンロの設置です。 ガスコンロ本体は、天板をはさみこむようにして固定するだけなので簡単です。 問題はガス管の接続です。 問題と言っても、やることは超簡単です。 ただ、本当はその作業を行うには、資格が必要なのです。
そもそもこんな接続は、よくあるパッチンとつなぐやつや、ホースクリップで抜け止めする「あれ」にすればいいのにと思います。
つなぐのは前述の通り超簡単で、注意すべきは専用のシール剤を用意することです。 たった1回つなぐだけで、一缶買わなければならないのは痛い気もしますが、何万も払って専門家をよぶほど我が家の財政にゆとりはありません。
古いシール剤をキレイに取り去り
新しいシール剤を塗布します
ぼくがホームセンターで買ったヘルメシールというシール剤はこれですが
日本ヘルメチックス ガス配管用シール剤 ヘルメシール (G-1B)
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検索したらこんな小さいのもありました
日本ヘルメチックス ガス配管用スティック状ヘルメシールNo.G-1スティック アイボリー ガス配管用スティック状シール 無溶剤不乾性粘着形 耐ガス性 防錆 耐水 耐候
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それをガスコンロの下部の接続口にねじこんでいきます。 スパナでしっかり締めて接続完了です。 ガス栓を開放して、音、臭いを確認し、石けん水を霧吹きで吹きかけてガス漏れが無いか確認します。 OKです。
※ガス管の接続は自己責任でお願いいたします。
システムキッチンが完成しました(*´ω`*)