洗面化粧台の取り付け 1階の洗面室

1階のトイレが終わったので、その隣の洗面脱衣室の作業にかかります。 洗面室の作業予定は次のようになっています。

1.CFの張替え
2.壁紙の張替え
3.洗面化粧台の取替え

まずは洗面化粧台を撤去します。 注意すべきは水とお湯の栓を締めることです。 続いて壁紙をはがしたあとに、CFをはがしてびっくり。 浴室の入り口の周辺が黒ぐろとカビているではありませんか。 やばい これは床を直さなければだめか?

観察したところ表面的なだけなので、絶対体に悪いと思いながらもマスクをしてスクレーパーでカビと接着剤の残りをはぐことにしました。 朝日を反射して、空気中になにかがキラキラ光っています。 息を吸うのをなるべくこっそり。

このスクレーパーですが、普通は刃に垂直の方向へ押し出すように使うものなのですが、接着剤の粘り気に負けてまったくすすみません。 なので刃を横へひくように動かして接着剤をはいでいきます。

うまい角度で刃を入れられると、ぺろぺろんと接着剤がはがれるのですが、調子に乗っていると下地のベニヤ板までそいでしまうので。あまり深追いしないようにします。

どうにか新しいのを張ってもいいんじゃないかと思えるまでになったときには、はがし始めてから1時間半がたっていました。 カビていた部分にカビ防止剤を塗って、今日の作業はここまでです。

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翌日 CF張りから作業再開です。 これは隣のトイレと同じ材料で、作業方法も当然同じ。 ちょっと進歩したのが、接着剤をすくいとる用に木のしゃもじを買ったことです。 これで接着剤を適量床に分配するのが簡単になりました。

CFを張り終わって、今後床の下地にカビないように、浴室のドアとの継ぎ目まわりを防カビタイプのコーキングをしっかり充填しておきます。 

壁紙はトイレと違い無地張りのできる柄なので簡単です。 とは言ってもまだ二部屋目。 角の処理や重ね切りは難しい…

引越しまでの作業時間もないので洗面室は壁紙をすべて張らず、洗面化粧台を取りつけます。

洗面化粧台って、いくらぐらいすると思いますか? 普通に10万円? 安くて5万円? そんな風に思っていたのですが楽天で検索してみると、2万円台であるじゃないですか。 安いんだね案外

って感じで配達されて納得。 シンクが陶器ではなくプラスチックでした^_^; 水を出すと音で安さが伝わってきます。 そんなこと気にしない人にはおすすめです。

設置する際は、壁から出ている給水給湯の配管に合わせて本体背中の板に穴をあけます。 ところが、壁から出ている配管の高さが、洗面化粧台が要求している配管の高さの範囲から、上に数センチ外れています。 そのため、本来は薄い板に穴をあければ済むのですが、1センチぐらいの厚みの、言ってみれば補強材を貫通しなければなりません。

穴はホルソーという、ドリルに装着して丸い穴をあける工具を使います。 けれど、厚板用のホルソーを用意していなかったので、表裏両面からぐりぐりやって、ちょっと手間取りました。

なんとか穴をあけて、所定の位置にセットします。 配管類を接続するのですが、先ほど話したとおり、洗面化粧台が要求している配管の高さの範囲から外れているので、接続に無理があります。 配管の高さなんてどれでも同じようなもんだろうと思っていたので、まったくのノーチェックでした。

かなり無理な取りまわしで不安を抱えながらも接続終了。 水とお湯を出してみます。 水漏れは…? おっとっと 排水管から漏れてるよ。 排水管のトラップのナットを増し締めして再度水を流したところ、水漏れはストップ。 オッケーです。

続いて上部の鏡の部分を取りつけます。 仮に当ててみて取り付け穴4点をケガきます。 鏡部品を脇におろし、ケガいた点に下地チェッカーを刺します。 下地チェッカーとは、細い針を石膏ボードに刺して、ボードの裏の野縁や間柱などの下地を探す工具です。 刺したあとは小さな穴なので、それほど目立ちません。


さらに昔はなかったと思うのですが、最近の下地チェッカーは、針をカバーしている部品の先端にマグネットがついていて、ボードを固定しているビスを発見できます。 これがめちゃめちゃ便利なのです。

刺した穴は目立たないとは言いましたが、よく見ればわかりますので、おいそれとはブスブスできません。 けれどもマグネットでボードビスの位置をさぐれば、ボードに穴をあけることなく下地の位置を知ることができるのです。


ブスっと気持ちよく貫通です。 しかも4点ともに。 念のためケガいた周辺もブスブス刺してみますが、近辺に間柱はありません。 洗面脱衣室にあまり時間をかけたくありません。 転居の日は近づいていて、明日からはキッチンをやりたい…

ええい ボードアンカーでいっちゃえ!

まあなんとかつきました。 耐久性は今後の経過観察ということで。

46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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