「キッチンボードの天板をきれいにしてほしい」
以前から嫁に言われていたことです。天板の前面端部が、表面の化粧がはがれてしまっているのです。

「これはねぇ きれいには直らないよ」

なんてはぐらかしていたのですが、ふと思いつきました。薄いプラスチックの板で覆ってしまったらどうだろうって。いい考えなんじゃない?
さっそくホームセンターに行って材料を物色。ありましたありました 1ミリ厚の塩ビ板です。大きさは910×600と、うちのキッチンボードのために用意してありましたってぐらいの大きさ。自己消火性もあって燃えにくいとのこと。完璧ですね。
塩ビ板の切断
切断加工は簡単。プラスチックカッターでもいいですし、この厚さなら普通のカッターでも大丈夫。
塩ビ板の貼り付け
キッチンボード天板の外周部に両面テープを貼り付けます。


養生紙をはがし、その上に塩ビ板をのせます。


ここからがちょっと難しいところ。ヒートガンであぶって塩ビ板を柔らかくして、天板の前面端部に巻き込むように貼り付けていきます。
この手の加工をするとき、柔らかくしなくていいところは、できる限りあたためないほうがいいと経験しています。その経験に基づいて天板の端っこ集中であぶります。
柔らかくなっていく塩ビ板
少しづつ力を入れて、塩ビ板を曲げていきます。あれ? 天板の上面側の塩ビ板が曲げにつられて、ぽこっと持ち上がっています。 まずい・・・(汗)
あわててふくらんだ部分をあぶります。ふくらみをなくそうと押さえつけると、なぜかふくらみは奥へと移動。どんどんあぶる範囲が広がって奥へ奥へと(滝汗)
結論
両面テープは端だけでなく、内側にもそこそこ貼っておいた方がいい
でもまあ、それなりにきれいにできました。

