引っ越しまでの必須のリフォームとショールーム

家を購入する手続きも全て終わり、あとは決済(引渡し)の日を待つだけという状態になりました。 今住んでいるところは借家なので、家を購入したので解約しますと不動産屋さんに連絡します。 短い間でしたがお世話になりました。

決済の日から退去しなければならない日までは約3週間です。 その間の土日を全てリフォーム作業に当てるとして、1日10時間労働で80時間。 そして引っ越しまでに終わらせたい作業は以下の通りです。

  1. LDKの壁と床の張替え
  2. システムキッチンの交換
  3. 1階と2階のトイレの壁と床の張替え
  4. 洗面脱衣室の壁と床の張替えと洗面化粧台の交換
  5. 1階の個室3部屋の壁の張替え

これを各作業の所要時間を想定してみたところ100時間になりました。 う~ん 少々時間が足りません。 足りない労力は嫁に期待しよう!

ところが売主の手続きが滞り決済の日が決まりません。 結局当初聞いていた予定の日から2週間も遅れてしまいました。 退去しなければならない日まで10日しかありません。 その間に土日は4日間だけです。 4日間で予定していた作業を終わらせるのは絶対に不可能です。

どうしよう…

必須作業を減らすことと、作業時間を増やすことで乗り切ることにしました。 2階のトイレは腰までの壁と床がタイルになっています。 これを嫁がたいそう嫌っています。 タイルは目地の汚れが落ちにくいだからだそうです。 デザイン的にも「なぜ今このタイルなんだ?」という感じはあります。

そういう訳で作業優先順位No1だったのですが、想定作業時間が10時間ほどになっています。 こんなのやっていたらこれだけで引越し当日を迎えかねません。 2階トイレのリフォームは引っ越し後に順延決定です。

更に1階の個室のうち、ぼくと嫁の2部屋は引っ越し後に順延です。 もうひとつである息子の部屋は、自分でやらせることにしました。 これで作業量はかなり減らせることができました。 あとは作業時間をどうやって増やすかです。

これはもう思いきって会社を休みました。 幸い繁忙を極める時期にまだなっていないこともあり、「俺、10日間会社に来ません!」と宣言。 「マジかよ」という社長の視線から目をそらしてやりすごす!

決済の日が決まったので、その日に向けて材料の発注を行います。 壁紙や床材はネットで最安値だと思われる「リスタ」というショップで注文するつもりです。 このショップは内装資材はなんでもあります。 HPも見やすい上に、施工の説明のページも充実しているので、買わなくても一見の価値ありです。

ただし、壁紙や床材などの表層材は、モニター上では実際のところどんなものかはわかりません。 ぼくはショールームを利用して実物を確認しました。 まずは床材を見に藤沢にあるパナソニックのショールームに行ってみました。 藤沢警察署から海へ向かう道の途中の左側にあり、家から自転車で数分で行けます。

自転車で数分と言いつつバイクに嫁を乗っけてショールームに到着。 小規模なモールにあるので駐車場もあり自動車でくることも可能です。 このショールーム自体ができたばかりで、祭り感と緊張感にこちらが恥ずかしくなるような雰囲気。 

「どちらの工務店さんからの紹介ですか?」

と、スタッフのお姉さん。

「いやいや ただの個人の飛び込みですよ」

と、ぼく。 ショールームとはそういうところなのか。 

お菓子の袋詰め放題なんてやってて、ついつい嬉嬉としてやってしまうが、もう少しいいお菓子はないのか? でも夜の酒のつまみにはちょうどいいかも。

本来の目的の床材スペースに到着です。 床のリフォームは、現在のフローリングの上にフロアタイルを張るつもりです。 樹脂のフロアタイルがどれだけ本物の木に見えるのかを確認するのが今日のテーマです。

ありました。 全然木です。 合格です。 

パナソニックのフロアタイルが他社と違うのはその薄さです。 他社はたいてい3ミリですが、パナソニックはその半分の1.5ミリです。 既存のフローリングの上に重ねて張るので、その厚みはどこかで不都合が発生することがあります。 それが薄ければ薄いほど、問題は小さいはずです。

それともうひとつの大きな違いが、パナソニックは両面テープでの施工なのです。 他社はたいてい接着剤です。 接着剤より両面テープの方が難易度が低いのは明らかです。

嫁とどんな柄がいいか相談して、ウォールナットで決着がつきました。 スタッフのお姉さんに直接買えるのか訊いてみると、やはり工務店とかに注文してほしいとのこと。 ショールームはやっぱり見るところなんですね。

 

46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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