庭の芝生をコンクリートにしてしまおうと思い立った話の第2回目です。
今日から作業開始。まずは芝生をはがしましょう。必要なものはスコップです。会社から持ってくるというのも考えたのですが、まあこの先も必要になることもあるだろうとホームセンターに買いに行きました。
スコップの大きさは2種類あります。作業効率を考えると大きいものになるのですが、当然大きいものの方が値段が高いのと、使わない時にじゃまです。それにこれから体力的にも衰えていく身。小さいものを選びました。
芝生はがしの開始です。スコップをザクザク芝生に突き立て、20センチ角のタイル状にしてめくるようにはがします。芝生の根についている土をとって、芝生だけにすれば、市のゴミ回収で無料で持って行ってくれます。
この芝生はがし、想像以上に重労働でした。土がついた芝生は相当に重く、腰が悲鳴をあげています。芝生をめくるのも大変ですが、根の土落としがさらに大変なのです。棒で何度も叩かなければならないのと、土ぼこりが目と鼻を攻撃してきます。嫁も動員して作業を進めました。
芝生はがしに数日かかる中、駐車場向けのコンクリートはどのぐらいの厚みが必要なのか調べてみました。調べずに始めたのか? はいそうです。イメージで5センチでいいと思い始めました。
調べてわかったのが、コンクリートの厚みは10センチでその下に砕石が5センチは必要だということでした。10センチといったら想定の倍じゃないですか。しかも砕石が5センチって。15センチ掘り下げるっていうことは、その分そっくり土が出るってことですよ。予算が倍ではすまないようです。
まいったなぁ でもまあ始めちゃったし、やるしかありません。コンクリートの厚みを8センチにして、砕石の厚みを2センチにしよう! そうだそうしよう!
作業を進めます。
芝生は全てはがし終わりました。次は仕上がりから10センチ下がりまで、土を掘り出します。出た土は、まず通りに面した植え込みみたいな所に移動します。ここは0.4㎥ぐらいの土を移すことができるはずです。掘った土をバケツに入れて、出窓やヒイラギを潜りながら土を運びます。
土の移動が進むにつれて、土留めの役割を終えたレンガの解体も行いました。このレンガは古いコンクリートと新しいコンクリートの境目に並べるつもりなので、壊れないように優しく解体します。レンガとレンガを繋いでいたモルタルは、ハンマーとノミではつり、再生採石として使います。
芝生の先端にモニュメント的に立っていた枕木も倒しました。どれだけ深く刺さっているのか疑問だったのですが、30センチほどで、モルタルの小ぶりな基礎で転倒を防いでいました。これも壊して再生採石にしましょう。
つづく