照明器具を交換 -シンクロ調色のペンダント-

ダイニングのペンダント

リビングの床と壁のリフォームが完了したところで、仕上げとも言える照明器具の交換をします。 照明は部屋の印象を決定づける大事な要素です。 ちなみに今までは、前オーナーがつけていた白色光のシーリングライトがリビング、ダイニングにそれぞれひとつずつ、ついていました。

思い描いているものとしては、リビングはシーリングライトに、ダイニングは複数個のペンダントにして、両方ともLEDで電球色にします。 ただしダイニングテーブルでいろいろ作業をしたいので、明るい白色の光も欲しいと思うのです。

パナソニックの照明器具のカタログを見てみると、白色から電球色に変えられるペンダントがありました。 シンクロ調色とよばれ、調光スイッチとの組み合わせで、明るい時は白色で暗くすると電球色に変化していくとのことです。 これはぜひ現物を見てみようと、汐留にあるパナソニックのショールームにやってまいりました。

目的のペンダントを展示しているコーナーに到着です。 当たり前ですが、動作させて体感することができます。 ほー 白色が徐々に電球色に変わっていきます。 しかもこのスイッチ、スマホみたいにスワイプさせるのです。 すげぇ

ただこのシンクロ調色に対応している照明は、ラインナップとしてはまだまだで、それほど選択の余地がありません。(2016年末当時) ということは選ぶのは、ある意味簡単です。

ペンダントのボディは決まりましたが、取りつけ方法が数種類あります。

  1. ライティングダクトに取りつけ
  2. 天井に直付け
  3. 天井に電源部を埋め込んで取りつけ

三つ目にある電源部とは、おそらく交流を直流に変換する装置だと思うのですが、一つ目と二つ目はこれが根元のカバーに収納されています。 これが結構大きいのです。 よくあるカバーの3倍ぐらいの高さがあります。 これは正直かっこ悪い。 三つ目は天井に電源部を埋め込むので、見た目はスッキリしています。 これにしましょう。

ペンダントコーナーから離れ、今回購入の予定はありませんがダウンライトのコーナーを見学します。 ダウンライトの光の色あいや明るさなどを比較検討できるように、ひとつの部屋の中に、いくつものダウンライトが取りつけられている部屋を発見しました。 スイッチでひとつひとつ入切りできます。 ダウンライトを検討している方はぜひ行ってみてください。

さてもうひとつのわが家の検討課題だったシーリングライトです。 これも時には白色にしたいこともあるだろうということで、シンクロ調色ではありませんが、白色と電球色を切り替えられるものを物色。 シンプルなかたちにアイアンでデコられたものをチョイス。


今になって思うと、知らず知らずのうちにアイアン好きになっていたのかもしれません。 それがわかるのは、まだまだ先の話なのですが。


照明器具の選定も終わり、そろそろ帰ろうとしていたときのことでした。 すぐ近くで、女性が大きな声を上げ始めたのです。

「ちょっとあんた! 家のことなんだからもっと真剣に考えてよ!」

ショールームに家族で来たのに、心がどこかへいっちゃっている旦那さんに怒り爆発してしまったようです。 おかげで幸せを探しに来る場所が凍りついていました ガクガク((+_+))ブルブル


後日、いつも仕事で使っている電材屋さんにたのんだ照明器具が到着しました。 

シーリングライトの交換は、説明書の通りに行えば何も難しいことはありません。 しかしペンダントはちょっと難しいです。 電気工事士のぼくにとっては難しくはないのですが、ちょっと手間です。 

現状は角形ローゼットなので、そいつを取り去ります。 ケーブルが出ている穴を拡大して、ケーブルのやりとりと接続ができるようにします。 

次にペンダントの位置を決めます。 ダイニングテーブルの置く場所はすでに安定しているので、このテーブルに合わせて、ふたつのペンダントの位置を決め、そこに取りつけ穴をあけます。 

ここで気をつけなければいけないのが、今回のペンダントやダウンライトのように器具を埋め込む開口をする場合、天井下地にあたらないようにしなければなりません。 今回は下地チェッカーをぶすぶす刺して下地をさぐりました。

すべての開口が終わったら、電線を通します。 こういうケース=一般的な照明の配線で使うのは、エフケーブルというケーブルです。 そのケーブルをペンダントに接続して、ペンダントを天井に取りつけます。

ペンダントに接続したエフケーブルのもう一端は、角ローゼットにつながっていたケーブルに接続して天井内に収め、穴をブランクプレートでふさぎ作業完了です。 

残念ながら、今説明したペンダントにかかわる作業は、電気工事士でないとやってはいけません。 ご注意ください。

シンクロ調色を実現するための調光スイッチは数種類あるのですが、ぼくが選んだのは【とったらリモコン】です。 どんなスイッチかはこの動画をごらんください。

この【とったらリモコン】で調光している動画はこれです。

望んでいたものが、できあがりました。

ぼくが買った とったらリモコンはこちらです。 とったらリモコンにはいろいろな種類があります。

ペンダントはこちらです。 これは電源部埋め込みタイプですが、既存のライティングダクトに取りつけられるものや、既存のローゼットに取りつけられるものもあります。

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46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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