ついに完成 -ガーデンテーブル-

テーブル完成です

屋上に置く、ガーデンテーブルを製作している話の続きです。 前回までに、脚の部分ができあがり、天板の取りつけを始めます。

天板の材料をよく吟味して、傷や節などがあるものを裏にまわるように、さらに端にはいちばんきれいなものにします。 並べた天板の材料の左右に1段目の梁を置いて、50ミリのコーススレッド(ステンレス製)を、天板材1本に2本ずつでとめていきます。 コーススレッドをうつのは梁側からです。 コーススレッドは半分ネジがきってあるやつを使い、天板材を梁材に引きつける状態になります。

左右の1段目の梁をとめたら、2段目は脚を差し込んだ状態で、1段目にコーススレッドでとめます。 左右の梁をとめたら、梁の内側からコーススレッドで脚を固定します。 分解する時は、このコーススレッドをゆるめて脚を引っこ抜くのです。

狭い部屋でテーブル製作中

今度は左右の脚をつなぐ材料をとめます。 これを以降スタビと呼びます。 まず脚にビスのバカ穴をあけます。 スタビを仮に固定し、バカ穴ごしにドリルで軽く穴をあけます。 スタビを単体にしてから、今あけた仮の穴を8.5ミリであけ直します。 そしてここに鬼目ナットをねじ込みます。 鬼目ナットとは、木材にナットを仕込むもので、これを仕込めばミリネジを使うことができます。

鬼目ナットをセット中

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鬼目ナット Eタイプ M6×20mm ねじ込みタイプ
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スタビもつながり、かたちとしては完成しました。 早速椅子を持ってきて座ってみます。

テーブル完成です

うん いいねぇ(^-^)

ご満悦でスタビに足を乗せてみます。 

(・・。)ん?

膝が天板の裏に当たってしまいます。 これでは落ち着いて足を乗せていられません。 スタビの位置を大分下げたつもりでしたが、もっと下でなければならなかったようです。 これに足を乗せられないと、単なるじゃまなものになりかねません。 仕方ない、大きく削ることにしましょう。

スタビを外して加工場へ持っていき、ジグソーとノコギリでぐわんとえぐり、ナイフで角を丸めてヤスリがけ。 再びテーブルに装着です。 足を乗せてみるといい感じ♪

仕上げは塗装です。 使う塗料は、ウッドデッキに塗ったものの色違い、ウォールナットで塗りました。 この塗料は透過性が高いので、ムラが出やすく、面ごとに決めていかなければいけません。 材を何本も並べて作られた、天板みたいな構造だと簡単にきれいに塗れるんですけどねぇ。 脚周りはかなりじっくり塗らないとムラになってしまいます。 いや、なってしまいました(笑)

完成です!

スタビは上部を3分の1削りました

46サーフ ___神奈川県藤沢市に在住の電気工事会社勤務。  子供のころから、身の回りの物を分解して掃除するのを好む。 「人が組み立てたものは必ずばらせる」が信条だが、接着剤を使われていたらお手上げだと言う。 ご連絡はお問い合わせのページから

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